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旅行の話

インド⑦ ムンバイ アールデコ建築巡り

前回紹介したムンバイのヴィクトリア朝ゴシック建築世界遺産としての登録名は「ムンバイのヴィクトリアン・ゴシックとアール・デコの遺産群」です

ムンバイのヴィクトリアン・ゴシックとアール・デコの遺産群 - Wikipedia

ゴシック・リバイバルの迫力のある公共建築は、そりゃあコロナイザーが建てたんだからデカいですよねって感じなのですが、アールデコの方は

ムンバイのアールデコ建築は1930年代初頭から1950年代初頭に建設された。国内の富豪が建築家を欧州に送り、自国を植民地支配した英国の様式とは異なる現代的なデザインを習得させたことがきっかけだ。

www.afpbb.com

という経緯だそうで、アツい

元々ゴシックの方に興味があったが、こういうの色々調べてくうちにアールデコも気になってきた。ということでアールデコの建物をいろいろ見てきました。

マリーン・ドライブやオーバル・マイダンのあたりにアパートが集まっている。

マリーンドライブ沿い 1階はピザ屋

エンプレス・コートって名前がいい

ロゴは最近修復したとか

修復してないロゴっぽいけど、フォントがすてき

塗りなおしたのかな? 色使いも好き

サンシャインというアパートの隣のアパートの名前が、

ムーンライトだった

入口で写真を撮っていると、大臣って感じの白いシャツを着たじいさんがでてくる。送迎の車に乗る前に話しかけられて、おまえはアールデコアーキテクチャが好きなのか?って聞かれる。うん、好き(部屋入れてくれないかな?)と答えたが、オー、いいねいいねって感じで去っていった。

廊下の写真を撮らせてもらった

映画館にも、アールデコの古い建物がいろいろ(違ってたらすまん

リーガル・シネマ(1933年) ここでJAWANを観た話はまた今度

メトロ・シネマ(1938年)

エロス・シネマ(1938年、2016年閉館)

リバティ・シネマ(1947年、今は閉まっている)

リバティ・シネマ、イベントのときに中に入れると書いてるサイトも見かけた

ここが一番かっこよかった。

New India Assurance Building(1936年)

ファサードがすごい

はしゃいでたくさん撮った

1階の彫刻も力強い

アールデコ巡りの際は、上の記事で紹介されている地元の有志の愛好家たちのサイトやインスタを参考にしました

Art Deco Mumbai: Discover the city's heritage via an online map

https://www.instagram.com/artdecomumbai/

日本語で調べてみると、衛生管理や女性の地位の変化と結び付けた論文が、アパートの中の写真つきでみつかりました。

www.jstage.jst.go.jp